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たまにはAlbertさんのノートの中身を公開

  • 2009/01/31(土) 13:23:14

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ちょっとちょっとAlbertさんってどんな勉強してんの?物理メジャーとか言いながらさっぱり物理の話が無いけれど,本当に物理やってんの?マジで英語?という皆さんの疑問にお答えするべく,この度アルバート氏のノートの中身を撮影する事に成功致しました.左の画像は物理,右は生物のものと思われます.なぜこのふたつなのかと言いますと,対比をするのに面白そうだったもので.
左の物理は主に教授が説明をしながら,文字通り黒板に片っ端から数式を書いていくスタイルのクラスでクラスルームのサイズは25名が余裕を持って座れる程度のもの.方や右の生物は講演会などで用いられる100人規模のホールで,主にプレゼンテーションソフトを使用しスクリーンを見ながら講義が行われるスタイル.双方のクラススタイルの違いがもろに,ノートに記される情報の構造の差となって表れているのが面白いと思ったもので.
Collegeでは,それがたとえ同じ科目,課程でも教え手によって随分とクラスのスタイルが異なります.ついでに難易度も例え同じ努力をしたとしても,一方は落ち,一方ではAを取れると思えるぐらい違います.今僕が取っているこの物理のクラスは,Electro Magnetism(電磁気学)ですが,当Cypress Collegeの学生の間では最も歓迎されざるクラスの一つでして,現に前のセメスターまで同じクラスで物理を取っていた学生のうち,かなりの人数がこのクラスだけは姉妹校であるFullerton Collegeへ取りにいきました.ウチのCollegeでは当クラスを教えている唯一の教授が厳しく仕事量も多くて,テストも難しい事で有名ですが,一方で同じ単位として認められる姉妹校では,クラスの成績が落ちそうになると教授が山のようなExtra Creditを出すので余裕,と評判です.同じ単位として認められるのであれば,そりゃ楽してAと取れる方が,苦労してCを取るより現実的,というわけです.こういうのを見ていると,GPAなんて飾りだね,と思えてくるわけですが.実際,世渡りの上手さは大事です.当の僕はと言いますと,わざわざ遠い姉妹校に行くのが面倒なので,迷わずウチのところで取りましたが.
さてノートの話に戻りますが,まだセメスターが始まったばかりで,クラスのスタイルを掴みきっていないので,少し流れが悪いですね.特に初日の生物が.こういうノートはあまり後から読み返したく無いし,テスト前に見返す時も効率があまり良く無い.今後の要改善点です.
もうひとつ,恐らく日頃から使われている方は画像を見て,裏写りや筆跡でおわかりになったかと思いますが,筆記には万年筆を使っています.昔はシャーペンを使っていたんですが,書く量が増えるにつれて手の疲れが気になり始めて,いろいろと試して結局万年筆に落ち着きました.かなり低い筆圧で延々と書けるのと,シャーペンのように芯の入れ替えで紙をなぞる時の感覚が変わる事も無く,インクもこのように好みの色が使えるので書いていて楽しいです.例えばこのノートではPrivate Reserve InkのMidnight Bluesを使用していますが,書いた直後と乾いた頃の色の変化がとても芸術的です.
もうひとつ,万年筆の面白い所は,筆跡を見て思考の流れが見える所にあります.紙の上でペンが止まるとにじみますし,数十秒ペンを動かす手を空中で止めただけでインクの流れが変わるので,書き出しに差が出ます.逆に流れる時は,サラサラとインクかあるいは思考が途切れるまで淀み無く流れ続けます.この感覚がまた何とも楽しい.
と,このようにノートテイキングまで趣味丸出しのアルバートさんです.



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瀧廉太郎

  • 2009/01/29(木) 17:04:28

僕のカラオケの十八番は荒城の月.我が青春の一曲.ってアルバートさん歳いくつですか?今年で25?絶対サバ読んでますね.100歳ぐらい.
つい先日,IBS外語学院第34期生の卒業スピーチが終わりましたが,丁度今から3年前に僕も同じ舞台に立ってスピーチをしました.その時のテーマが瀧廉太郎でして.その半年前の夏のスピーチも同様に.卒論では眼鏡をかけて紋付羽織袴を着たら見かけまで滝廉太郎,みたいなコスプレちっくな事もやってました,ハイ.いやいや,ちゃんとした舞台衣装としてですよ!
さておき,瀧廉太郎と言えば小学校の音楽の時間で荒城の月をやったし,お正月とか春などはその季節になると,いろいろな場所でそれなりに耳にする機会も多いので,その音楽自体にはかなり長い間接していた事になります.しかし実のところ,これといって気になるようなモノでもなかったんですね.あるピアノ曲を聴くまでは.
IBSに行く事を決める数年前ですか.ネットである曲の打ち込みを見つけて,あまりのタイトルに惹かれて聴いたのが始まり.その曲名は「憾」.あの荒城の月がこんなタイトルの曲を?と思いながら興味本位で聴いてみたら,打ち込みなのにあまりの衝撃にびっくり.補足しておきますが,打ち込みというのは生演奏を録音したものではなく,コンピュータにデータを与えて音を出させるようなもので,例えるならばCDの音とテレビゲームのBGMとして流れる音の違いのようなものです.一言で言うのなら,殆どの場合やはり機械的な音です.
さておき,そうして興味を持ったのが瀧廉太郎.打ち込みではやはり味が無いので,楽譜を取り寄せて自分で弾いてみたり,他の曲も探してみたりと,とりあえず気になる作曲家程度への格上げでありました.
それにまた転機が訪れたのがIBSでスピーチをするために題材を選ぶ事になった時のこと.満たさなければならない条件は,日本文化に関する事,なるべくなら鹿児島に関連する事が好ましい,ということの二つ.後者は今時こじつけでも何でも出来ると思っていたので,とりあえず日本に関する事で公の前で喋る価値のある事を考えてみる.まず思いついたのがその時,改憲護憲と騒いでいた憲法九条.そして瀧廉太郎日本国憲法については理念だとか成り立ちだとか,そういうものは小さい頃から家族内で何度も議題にあがる事であったけれども,瀧廉太郎についてはその時点ではやや情報不足.そこで思い立ったのが大分竹田市訪問.瀧廉太郎が幼少期を過ごし,荒城の月の着想を得たと言われる土地の一つ.
思い立つが早いか否か,2週間で車の免許を取ってその勢いで長距離ドライブ.しかもこの際だから親父の母校,九州大学を見ておこうかと福岡経由で.あとついでに阿蘇山とか別府で温泉とか.
そんなこんなで大分県竹田市へ.目指すは瀧廉太郎記念館,そして史跡,岡城跡.幼い瀧が走り回ったという場所.
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岡城跡,春には桜が咲き誇り,花見の名所としても有名だとか.いやはや,久しぶりに見ると酷い写りですね.この頃はカメラはただ構えてボタンを押すだけの存在でした.あいにくの曇り空で少し肌寒く,肩をすくめながらすっかり観光地化されてしまったかつての山城をトボトボと歩き回りました.こうして見ると,レンズを向ける先が,今と随分違う視点を持っていたなのだなと感じさせます.そうして城跡では半日ぐらいフラフラしてから,かつて瀧廉太郎が住んでいたという記念館へおもむき,直筆の楽譜などを見てきました.そしてその足で別府や福岡をまわって鹿児島へ.
帰りの車の中では既に決まってました.スピーチは瀧廉太郎をやろうと.それ以来ですか,ライフワークと呼べる程大層なものではありませんが,ちまちまと瀧廉太郎研究をアメリカに来た今でも続けています.面白いものです.英語でシェイクスピアを勉強したら,荒城の月がもっと面白くなりました.
おっと,その研究成果を長々と書き綴ろうかと思って書き出したら,思わぬ方向に転がってしまいました.ま,たまにはこういう昔話もいいものでしょうか.日本に帰ったらまた彼の地を訪れたいものです.



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新世界より

  • 2009/01/26(月) 17:19:26

新世界,と言っても大阪のヤツではなく,ドヴォルザークの交響曲第9番の方で.
車のラジオはいつもクラシックのチャネルにチューンされているので,車に乗りラジヲをつけるといつも何かしらの曲が流れ出す.先日もそうしていつものようにラジヲのスイッチを入れた所,随分と聴きなれた和音がスッと耳に入ってくる.新世界より第2楽章,第1小節の音だ.
聴き慣れた曲は安心して聴ける.しかしコレを聴くたびに家路の歌詞と共に,遠き山に日が落ちる様子がフラッシュバックするのは日本人故だろうか.朝聴いても,昼聴いても,夜聴いてもそうなんだから,困ったもんだ.
とりあえず的地へ向かうための道を追いながら,たまに程よい刺激を与える程度で,終始滞り無く流れた第2楽章を聴き終わる.続いてその第2楽章と対比するかのように勢いよく奏でられる第3楽章が流れ出すはず,だった.
最初のティンパニが鳴る頃にはその違いに気がつく.これはいつも聴いている第3楽章じゃない.見える景色がまったく違う.この交響曲の音楽的な特徴はともかくとして,僕は新世界にいつもアメリカを見て来た.100年以上も前に書かれたものなのに,今でもそこにアメリカが見える所に凄みを感じていたわけだけれども,この第3楽章はアメリカの他にも何かが見える.ああ,ボヘミアだ.しばしその不思議な感覚に浸っていたけれども,ふとそう思えた.
アメリカという土地から故郷を見るドヴォルザークの視点を一瞬だけ,ほんの一瞬だけ垣間見た気がした.彼が故郷へ向けた手紙の差出人と宛先がようやく見えた,そんな感じだろうか.もう100回と言わずに聴いている曲なのに,どれほど親しんでいようとも見えていないところなんていくらでもあるんだなァ.
残念ながら時間の都合で演奏の最後まで聴く事が出来ず,オケの名前も,指揮者もわからなかった.でもまぁ,こういう一期一会も悪く無い.次にまた聴く機会があったら,その時になってこの記憶と共に思い出すだろう.
今になってあんなものを見せたのは演奏者の手によるものだろうか,恐らくは.あるいは,帰国を決めて,今までとは少し違う視点で故郷を見始めた自分のだろうか.



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決断

  • 2009/01/23(金) 15:19:43

突然ですが,今セメスターが終わり次第,一度帰国する事にしました.おっとアルバートさん,またもやブログの存在を揺るがしかねない爆弾発言であります.
まず第一にMITどうなった?って話ですが,今回はトランスファーの願書を出しません.おっとアルバートさん,今日はキーボードを打つ指先が絶好調のようです.
今の今までMITを含めた,いくつかのこちらの大学へ行くために勉強してきて,冬の間もそれに向かって準備はしていたのですが,今,風は日本に向かって吹いている,と最終的に結論付けました.
学問には二種類あります.としての学問と,としての学問です.僕がアメリカに来て以来追い続けているのは主にとしての学問であり,したがってそので最高学府と呼ばれる大学の門を叩くために,粉骨砕身するのは自然な事です.
一方で,としての学問を考えると,まず第一に己に生き方を問わねばなりません.それを暫く考えていると,僕には日本大学へ行く十分な理由がある事に気がつきます.僕にとっては,日本の学校へ行かなかった事が逆にその理由となるわけです.変な話なんですが,日本大学を見たくなったのが,留学をした事による収穫の一つなんですね.それにどういった形で応えるかは随分と考えましたが.結局,考えるくらいなら行ってさっさと見てこい,という結論になりました.学ぶ意欲は米国に居ても日本に居ても変わりませんし.
んじゃMITはどうなるの?という話ですが,要はどちらを先にするのかという話でしかないので,日本大学と言ってもこちらの単位を持ち越せて,かつ卒業後はアメリカでもレベルの高い院に入れそうな大学を検討しています.MITへ入るのとどっちが楽か,って話ですが.
それで,ブログはどうするのよ?という話ですが,作者から見たブログの趣旨としては特に問題は無いと判断しているので,このまま続ける予定です.
細かい事は端折ってざっと書きましたが,以上が今後半年に最も起こりうる可能性の高い事です.可能性,と書いたのは,まだまだ金銭面などで全く折り合いがついていないからです.もしかしたら,少しの間貯蓄のために働く事になるかもしれませんし,あるいは働きながら大学へ行く方法を探す事になるかもしれません.
また何か進展があり次第,日頃のネタの合間を縫ってボチボチ書いていこうかと思います.



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もう6年以上も使ってたのか

  • 2009/01/22(木) 05:29:40

My MacBook Proは俗に言うテカテカ液晶.条件が整えばきれいに見えるのだけれども,やはり昼間に光源を背にして使うと,けっこう映り込みが激しい.
そんな映り込みを見て何故か唐突に一首思いつく.

ユラユラと
揺れる水面に
映り込む
見慣れた顔で
する福笑い

ってあと3週間早く思いつくべきでした.

さておき,手元にはこのMacの他にもう一台ノートパソコンがあります.PanasonicのLet'snote Light CF-T1
2台あるとやっぱり便利です.父の仕事の関係で,ノートに限らずパソコンは複数台あって当たり前,という環境だったので,自然と何台かを並列して使う作業方法が身に付いたみたいで.
バッテリが死んでしまったのを期にこちらでMacを購入してからも,日本から持って来たLet'snoteをしぶとく併用し続けていたわけですが,ふと気がつくともうかれこれ6年以上使ってるんですね.ビックリでした.
さすがに最近はもっぱら軽い作業中心に使ってましたが,いつの間にかYouTubeもHDでは見るに耐えなかったり,それ以前にH.264などは重くて話にならなかったり,Flashももたついたりと,古さが目立つようになってきました.でもテキスト主体の作業をするにはまだまだ使えます.
あちこち手は入っているのだけれども,バッテリを除いて未だに壊れる気配の無いLet'snote.さすがは松下日本製,というところでしょうか.



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1月24日(土)は,かごしま県民交流センターへ

  • 2009/01/21(水) 13:11:02

日本文化英語スピーチライブ イン 鹿児島 一月二十四日 土曜日 鹿児島県民交流センター 午前十時 開場
今年もやってまいりました,IBS外語学院恒例の卒業スピーチの時期が.
今週末,1月24日土曜日,かごしま県民交流センターにて午前10時会場,10時半開演です.入り口にて「このブログを見て来ました!」と言えばおトクな割引が,と言いたい所ですが残念ながら入場無料となっております.今年は例年よりもひと月程早い時期の開催ですので,お見逃し無く.
詳細はこちら(http://www.ibs-gaigo.com/openibs.html)から学院のウェブサイトをご覧ください.今回のキャッチコピーは「ニッポンに、ゾッコン。」自分たちの時は「鹿児島維新伝心」なんてのを使いましたが,今年のものはシンプルで整った外見を与えるとともに,しっかりと韻を踏んでいて,その上でこのスピーチ全体のテーマ,または学院生の心意気を表すものとして見る事もできて面白い.
さておき,このブログへのアクセス経路を見ていると,わりとIBS外語学院というワードで検索して来られる方が多いようですが,特にそういった方には実際に足を運んで,IBSという学院がどういう事をしているのか,ご自身で体感される事を強くお勧めいたします.
かく言う私も,IBSという学院に手応えを感じたのは,自分が学んだ31期のひとつ前,30期生の卒業論文発表会を目にした時でして.まぁ,少し大げさな話なんですが,アレを見なければ,こんなに勉強する気にはならなかったかもしれません.Albertという存在がこんな風になる事も無かったかもしれません.こんなに困ったブログを作る事も無かったかもしれません.
でも正直なところ,今年のスピーチがどういうものになるかどうかは,僕にもわかりません.何故ってIBSスピーチは毎年進化しているからです.負けず嫌いのIBS卒業生が口を揃えて,後輩たちのスピーチを見るたびにそう言うのだから間違いないでしょう.



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アルバートさんご乱心

  • 2009/01/19(月) 17:27:25

何を考えたんでしょうアルバートさん,いきなりフランス語勉強を始めました.次に外国語をやるならラテン語かドイツ語だと思っていたのに.
これもすべてカルメンが悪いんです.これから嫌という程聴く事になるというのに,聴いても聴いても何を言っているのかわからないわけで,それはもう大変我慢ならんわけです.
そうして思い立ったら即実行と,書店へ出かけたわけですが,実は同じような事をするのはこれで数度目.そしていつも手ぶらで帰るわけです.何故でしょう.理由は簡単で,使えそうなが見つからないから,または使えるようにするのがあまり現実的ではなかったから,です.
僕はこういった語学に関するを,最初っから最後まで通して全部読む事は滅多にありません.言語を専門として学ぶならともかく,とりあえず目先にある事の理解が先という場合には,疑問に思った事から先に解決していかないと,おいおい問題の解決を待っていたら人生が先に解決されてしまいます.
こういう考え方で書店の棚を見回してみるわけですが,どうしてこう,こっちの書店で見かける外国語関連の書籍って見かけばっかりなんでしょう.一日30分,車の中で流すだけであっという間にフランス語マスターとか,最新のテクノロジーでコンピュータがあなたをサポートするから効果が違うとか,何の悪い冗談ですか.あくまで個人的な感想ですが.でもこのお国でそういう売り文句程信用のならないものも無いな,と.
しかし背に腹は変えられないというわけで,渋々,数十ページに1ページぐらいの割合で読める部分のあるを見つけてレジへ.なんだかこう,釈然としないものが.
語学は面白いです.なのに何故それに関するにこれ程までに魅力を感じないのか.それぞれのを眺めながら考えてみると,どれもこれもマスマーケットを見ていて対象を広く取りすぎで,広げすぎた風呂敷がまとまっていないように見えます.あるいは単に商売がやりたいだけとまで見えてしまう.
例えば日本英語を学ぶ時に参考にする本は,かなり絞り込んであります.英検何級,語彙何千語,TOEIC何点,リスニング,文法,といった感じに.その上で街の本屋に行くだけで相当な選択肢がある.フランス語や中国語といった他の外国語も,割とターゲットがわかりやすい.
ところがこっちの本屋で見かける本と言えば,とりあえず始めてみようかなという人がとりあえず手に取ってとりあえずレジへ向かえば良い.右も左もそんな感じでまとまっている.そりゃそうでもないと会社は潰れるのだろうけれども,本としては何とも面白みのない本になってしまっている.
そういう本でも,10冊ぐらい買ってきて,片っ端から読んでみると使い物になったりするものだけれども,残念ながら留学生という身分がそれを躊躇させる.こっちの本はまったくもってデカくて重い.
こんな感じで不満タラタラなわけですが,これでも本があることには感謝をしています.久しぶりのフランス語は面白いですし.ああ,でもなぁ・・・・・・



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世界観の変わる事を恐れるな

  • 2009/01/18(日) 12:04:05

世界観が変わると言えば大事のように聞こえるかもしれないし,実際そうなのかもしれない.
世界観が変わるというのは時にとても素晴らしい事.今まで何の価値も見いだせなかった世界が,ふとした事がきっかけで愛に満ちあふれた世界に変わる事もある.見えなかった事,感じなかった事がわかるようになり,刺激に満ちあふれた世界.まるで世界とともに自分も広がるような感覚.
一方,世界観が変わるというのは時にとても恐ろしい事でもある.見てきたもの,感じてきたものが否定され,自らも信じてきたものを否定し,あるいは狂気に走り,世界を否定し,終いには自我をも破壊して否定する.見ているものが見えなくなり,空虚が心も体も支配し,行き先もわからずにただただ果てしなく暗闇の深淵へと堕ちて行く.
別にこんなたいそうな結末ではなく,単に,好きな音楽のジャンルが増えたとか,好感の持てる政党が変わったとか,歴史認識が変わったとか,そんな程度の事もあるかもしれない.
なぜ人間は世界を認識する事に,世界観を必要としている,またはそう認識出来るものを作り出したのだろうか.そもそも単純に世界観が有るのと無いのではどう違うのか,考えてみるけれども,これはまるで哲学的ゾンビを論じているようで一向に意味のある結論を見いだせそうに無い.
僕自身は自覚出来る程度の世界観の変化は数ヶ月に一回の頻度である.それらはたまに自分の力を信じられない程に伸ばし,たまに絶望的なまでに破壊的だ.まったく気まぐれで困る.僕の経験則では,世界観の変化は自らの意志によってある程度拒む事も出来るし,見て見ぬ振りをしたり,避けて通るのであればもっと簡単だ.それが無知と呼ばれるものから来るのであれば尚更.しかしそうする事よりも,変化を恐れずに,進んでそこに身を投じるような生き方がしたい.そんな少しの心がけが欠けたばっかりに,見えたかもしれない世界を逃すなんて,文字通り人生を棒に振るようなもんで,まっぴら御免だ.
しっかりと地に足の着いた,確立された世界観が,生きる,という事にどれほど大事なのかは年相応程度には見てきたつもりだけれども,同時に自分の世界観というのがいかにちっぽけなものなのかも痛い程に見てきた.こうして変化を求めようとするのは,それに対するせめてもの抗いなのかもしれない.少しばかりの恐れと,期待と,好奇心とを胸に.



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カルメン,第二幕始まりまでを観る

  • 2009/01/17(土) 04:39:34

さて,前回のエントリーでも書きましたが,今セメスターではオペラのクラスを取っております.でも決して私が歌うわけではございません.
基本オンラインコースで,数度の観劇と,キャンパスにてミーティングとテストという構成のクラス.先日はそのミーティングの一回目.
最初の一回と言えば,せいぜいシラバスを配るぐらいしかやる事もないだろうに,組まれた時間は夜の7時から9時半まで.2時間半も何をするのかと思えば,シラバスを配る前にも,いきなりカルメンのDVDの上映会から始まる.
クラシック音楽は好きだけれども,オペラはなかなか手の出ない分野で,それぞれの有名な楽曲単体として聴いた事は数あれど,オペラの見方は全く知らなかった.それがまさかカルメンという,そのうちで最も有名なものの一つがこれほどによく出来た作品だとは思わなかった.そのOvertureの時点でそれを確信する.
カルメンといえば,恐らく日本も含めて世界的にも最もポピュラーなオペラの一つ.その楽曲のうちいくつかは,単体で演奏される事も多く,ハバネラや闘牛士の歌なんかは一度聞けば記憶に残りそうなものだし,何度も聞いていれば尚更の事.僕自身も,とりあえず全編を通して観た事は無いものの,ストーリーの粗筋ぐらいは知っていた.
そうして何の前触れも無く始まったカルメン.何度聞いても小学校だか幼稚園だかの運動会のイメージがついてまわるOvertureから始まる.メインテーマ,次いで闘牛士のメロディ,そして運命のテーマへと繋がる.その間わずか3分ほど.2時間半程に及ぶオペラのほんのわずかの始まりに過ぎない.あくまで,時間的には.
このOverture(前奏)は,上にあげたように3つのテーマが流れる.その流れを聴いているうちに,ふと思い出したフレーズが一つ."Two households, both alike in dignity (in fair of verona..." (William Shakespeare).ロミオとジュリエットの序詞として語られるソネットだ.
ロミオとジュリエットはこの序詞のおかげで,観客は観る前からこれが悲劇である事,ロミオもジュリエットも死ぬ事,つまりは結末を知っている.今時は,結末を知ってから物語を観るなんて興醒めだ,なんて向きもあるけれども,この劇に限っては始まる前に舞台上で語られちゃうんだから仕様がない.
カルメンのOvertureはもちろん,何の言葉も語らない.かわりに,本編中で重要な役回りをするテーマ,この場合は音,旋律を奏でる.あらかじめ観る側に重要なテーマを示す事で,2時間半にも及ぶ長大な物語を理解する手助けとなる事は容易に考えがつく.しかしこのOvertureはテーマを理解する以外に,読む事も出来る.その流れを聴いていて,これは斜陽の物語である事,悲劇的な最後である事が見える.いやはや,凄いもんだ.ビゼーという人は.
クラス中では,さすがに時間が足らず,第二幕のエスカミーリョが闘牛士の歌を歌い終えたところまでで観劇終了.トレアドール,成る程,かっこいいもんだ.
今回はDVDでの視聴だったけれども,これを舞台で観たらさぞかし凄いものだろうと思う.DVDやCDなどの普及によって,こういった芸術を鑑賞する機会が増えた事は素晴らしいけれども,やはり実際の舞台から感じるものとは違う.本物の舞台を観る事の価値は,こちらへ来てから気がついた事だけれども,舞台を観なければ理解出来ないものもある事を自身の身を以て知っただけに,よりそういうモノへの期待を覚える.
カルメンではないけれど,このクラス中にも2度の観劇フィールドトリップが組まれているので,とりあえずはそれを楽しみにしておくことにしよう.



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まだ足を踏み入れていないところもあったもんだ

  • 2009/01/15(木) 11:21:18

こちらに来て丸々2年が過ぎて,3年目突入.ということは,夏を除けばこれで5セメスター目.随分と長い時間をこの地で過ごしたように思う.
その間ずっと場所を変えて延々と工事中のキャンパスも随分と見慣れたもの.しかし,未だに足を踏み入れた事の無い場所もそれなりにある.今居るFine Artsビルディングの三階もそうだった.
基本的に僕のキャンパス生活はScience and Engineeringビルディングを中心として成り立っている.物理も数学も化学も,全部同じビルに収まっているから当然と言えば当然の事.逆にアート系のビルなんて滅多に入る事が無いし,エンジニアとは近いようで遠いので技術系のビルとも全くと言っていい程に縁がないわけです.
ざっと見て回ったところ,Fine Artsビルディングの三階は楽器などを扱うクラスが多いようで,手にバイオリンやギターを持ち歩く学生も目立つ.個人的に楽器を弾くのは好きな事もあり,こういう雰囲気は好きだ.残念ながら僕自身は楽器のためではなく,オペラ,といっても歌う方ではなく教養として,のクラスのためにここを訪れている.
ふと,隣の窓から日が暮れてすっかり暗くなったキャンパスを見る.駐車場を忙しなく行き交う車のライト,それに照らされて金属質に光る車が目に入る.反対側に目をやると,遠くにある窓から向こうの通りの商店のネオンサインと,通りを行き交う車のライト.
別に夜景と呼ぶ程のものでもない.しかし,最近それを全く見ていない自分に気がつくには十分なものだった.そんな夜景に映り込む自分を見て物思いにふける新学期二日目の夜.



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