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英語に対する先入的恐怖感

  • 2010/03/15(月) 20:23:41

例えば,コレとってもオススメだからと英語で書かれた100ページぐらいの本を尊敬する人から手渡されたとする.その時何が心の中に浮かぶだろう?期待感?焦り?それとも恐怖感?
それがもし日本語の本だったら?
そう,英語勉強することの始まりは,その違いにある.日本語で出来ることは,大概英語でも出来る.日本語で出来無いことは,大概英語でも出来無い.道具として言語を使うというのは,そういう事なのだ.
留学していると,よくよく何かが出来無いのを英語が難しいからと言う留学生を見かけるが,では全く同じことを母国語で出きるかと聞いて必ずYesと返ってくるとは限らない.
英語に限らず,何かしらの言語を勉強するときには,皮肉なことにまず言語という概念そのものに対する依存から来る恐怖感を捨て去ってしまうのが最も効率がよいと僕は自分の経験から考える.
怖いもの知らず,自信過剰,匹夫の勇,と言われればそれまでだが,虎穴に入らずんば虎子を得ずとまでは言わずとも,こういった怖いもの知らずが言語の学習において,どれほど貢献するのかは計り知れないところがある.
例えば,英語が全く出来無い状態から10ヶ月で英検2級を取りましょうと言われても,果たしてそれが遠いのか近いのかすらわからない.が,とりあえず常識というものに耳を傾けてみると,無理だと言う.
だが実際のところは,そこで無理だという恐怖感に押されるか,やってみなけりゃわからねぇ!という無謀さに押されるかで結果は変わるのである.
英語を勉強する時に大事なことは何ですか?と聞かれれば,僕はこう答えるだろう.それは慎重さと無謀さの間にあるよ,と.



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英語が上手になりたければ,書けばいい

  • 2010/03/14(日) 00:45:11

最近ちょっとレベルの高い英語に触れる機会がありまして,自分の英語の未熟さに打たれまくっておりますアルバートです.
このままじゃいけん!というわけで,以前から考えていたネタを実行にうつす事にしました.
ずばり,中卒で in English!
ブログのタイトルは知る人ぞ知るFinal Fantasy XI Alexander Serverの伝説いLS,Mixturesに敬意を表してそのまま流用させてもらいました.混合物という意味です.普通はmixtureと単数形で使われることの多い語ですが,ここではあえて複数形なところがキモですね.
まだ大したことは書いていませんが,あっ!アルバートさんほんとに英語使えるんだね!って突っ込みたい方は以下のリンクからどうぞ.
Mixtures(http://albert-mixtures.blogspot.com/)



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英語を喋れるようになる効率的な方法

  • 2010/01/27(水) 22:43:52

努力です.努力.と言ってしまうと読者さんに嫌われてしまいそうなので,何か考えて書きます.
僕がやっているのは,少し難しめの文章の音読BBCCNNTIME Magazine程度のレベルのものを,200 words per minute(wpm)以上の速度で声に出して読むことです.たったの200wpmなんですが,音読すると凄い鍛えられます.
当然黙読すれば発音について深く考えずに済むことも多く,もっと速いのですが,それはいつでも出来る事なので,あえて音読をするのです.実際のところ黙読で300wpmもあれば,日常では殆ど困ることも無いでしょうし.
音読をする理由は簡単です.英語は音声に高く依存する言語だからです.ニュース記事を読むのは,語彙や背景知識を増やし,それによって思考速度を上げて,最終的には会話に活かすためであります.
経験上,思考速度と手法,背景知識の有無,広さは会話能力に絶大な影響をもたらします.むしろこの三つがバランスよく高いレベルで揃って初めて高度な会話が成り立ちます.
それを実現するために新聞を読んだり,ニュースを見たり,時事に関する事を勉強したりするわけですが,BBCなどを音読する事は,それらを効率的に一気に,しかも発音練習まで兼ねて行えるというところで良いと思うのです.
ただし,こう書いておいて何ですが,恐らく最低でも英検準一級程度の英語力か,または二級余裕レベル,プラス大学卒業レベル以上の一般教養とある程度広い分野での専門知識が無いとBBCCNNの記事を読むことすら辛いでしょう.そういう場合は,Nathional Public Radio(NPR)などが行っている語学学習者向けのかなり速度を落とした,スクリプト付きのプログラムのシャドウイングを試してみたりして,実力と,なにより自信をつけてから挑めば良いと思います.
僕自身,知っているトピックに関してはかなりの速度で読めますが,知らないことについては,さっぱりお手上げなんて事も珍しくありません.知っている部分はより鍛えて,知らない部分は知っている部分にしていく.
極論を言うようですが,仕事としてやる場合を除いて,英語を喋るのに特別な技能は必要ないと思うのです.むしろ日本語を喋るときと同じようなものを求められているとすら考えています.語彙,背景知識などは正に日本語のそれでも同じ事でしょう.
いつも言う事なのですが,以上のことを考えると,まずは何よりも自分が知っていること,興味のあること,楽しいことについて英語で喋ってみるのが何よりだと思うのです.あとはそれの応用で少しずつ,その範囲を広げていき,いろいろな繋がりを作っていく.
そうする事で,英語だけではなく,人生もまた楽しいものになるのではないかと思うのです.



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ロマンチックなIn Other Words

  • 2010/01/23(土) 18:57:01

こんばんは.今日も頑張ってノックしますアルバートです.
さてさて今回のお題はIn other words.日本語で言うと,言い換えるなら,という意味のスタンダードな英語表現です.
それのどこがロマンチックなのかって?とりあえず続きを.

Fly me to the moon
Let me play among the stars
Let me see what spring is like
On a-Jupiter and Mars
In other words, hold my hand
In other words, baby , kiss me

Fill my heart with song
And let me sing for ever more
You are all I long for
All I worship and adore
In other words, please be true
In other words, I love you

Fill my heart with song
Let me sing for ever more
You are all I long for
All I worship and adore
In other words, please be true
In other words, in other words
I love...you

ジャズのスタンダード,Fly Me to the Moonの歌詞です.アレンジがいろいろとあるようですが,これはフランク・シナトラのもの.女性が歌う場合には,babyじゃなくてdarlingになりますね.
In other words...In other words...と繰り返されるのがとても印象的ですが,個人的には最近ようやくこれの意味がわかるようになりました.
文章的な意味としては既に述べたように,言い換えるなら,という事なのですが,学術論文の中とは違って,こうして歌われた時に現れる奥ゆかしさ.
私を月へつれていって.星々と遊びたいの.木星や火星の春を見せて.言い換えるとね...手を握って.言い換えるとね...kiss me.
ああ,なんて素敵な表現なのでしょう.その意味のわかる男なら,In other words, I love...youとか意中の女性に云われたら,それだけでイチコロですよイチコロ.え?それってただのあんたの願望じゃないかって?イイジャナイデスカ.人生ロマンチック主義者のアルバートです.でなきゃこんな記事恥ずかしくて書けません.
ちなみにこの曲が世に出た当時の題名はFly Me to the Moonではなく,In Other Wordsでした.その後のアポロ計画などもあって,人々の夢を歌い乗せる内に今のようなタイトルになったのでしょうが,オリジナルも奥ゆかしくて好きです.
とまぁ,洒落た使い方のわかる人には素敵なIn other wordsですが,下手に連発すると言い訳にしか聞こえなくなってしまうという弱点もありますので,世の男女の方々,くれぐれも用法用量には気をつけてロマンチックな一時をお楽しみくださいませ.



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WitとSarcasm

  • 2010/01/23(土) 00:09:09

さて,何だか変な勢いで始まってしまいましたこのコーナー.やると言ったからには何かやりましょう.
英会話,と言えば何となく漠然と思い浮かべるものはあれど,その目的や内容は実に多岐に渡るもの.そういった中でちょっと小洒落たジョークの一つでも言えればいいじゃないか,というわけで今回は英語でのジョークについて少し.
アメリカに留学して来た身からすると,英語ジョークSarcasmつまりは皮肉という前提すら感じられるのですが,もう少し視点を広げてみると,英語ジョークはWitとSarcasmに大別する事が出来ると思うのです.あくまで,わけかたの一つとして.
アメリカ英語を基本としている日本の英語教育を受け,またハリウッド映画等でアメリカ英語に接する機会の多い今の人には,標準的なジョークのイメージといえばSarcasm的なものでしょうが,皮肉なことに,その皮肉ジョークはおそらく日本人には文化的にとっつきにくい側面があるように思えます.
アメリカンジョークってよくわかんない,というのはしばしば日本人に限らず留学生全般から聞く言葉です.まぁでも,現地の人達にとってはそれが標準的な面白さなんだからしょうがないというわけで.一応,僕はある程度笑えるようにはなりましたが,自然に笑うというよりも,頭の中で少しの間時間を置いて,理解してから笑う,という程度のものです.直感で笑うには,まだまだアメリカのSence of humorの勉強が足りないようです.
比べて僕にとってより笑いやすくて好きなのがWit.日本語でも言いますよね.ウィットの利いたジョークとか.Witとは平たく言うと機智の事です.ジョークを聞いた後に,ああナルホドやってくれたね,とニヤリと出来るのが面白い!例を挙げるなら,ブルドッグの顔を見て,一体何回チーズのようにブルドーザーに轢かれればああいう顔になるんだ,というジョークより,物理学者が飼う猫の名前は皆シュレディンガー,というジョークの方が好きなんです.
先日紹介したTopGearですが,紳士淑女の為の番組と書きましたが,あれはWitの利いたブラックジョークがテンコ盛りの番組なんです.車番組なのに散々車のレビューで文句を言いますし,散々他の国の痛いところは突きますし,イギリス人の大好きな下ネタも結構多いんです実は.でもそれがイギリス流の楽しみ方なんです.ブラックなんだけど,シンプソンズともサウス・パークとも違う.あ,サウス・パークはとても非倫理的かつ非教育的で子供には見せられませんが,社会派の視点で見ると,現時点でのAmerican Sircasmの最も良いExampleだと思います.
娯楽は娯楽と書くとおり,無理に楽しむようなものでは無いのですが,もし,楽しめることが多いのであればそれはそれで有難いことというわけでして.英語のジョークについて,これから何かを聞く度に,それはSarcasmなのかWItよりなのか,考えてみて,また小洒落たジョークで返せるようになると,会話もはずんで楽しい英語の時間が過ごせるようになるかもしれません.
実のところ個人的に今通っているiBS外語学院の夜間部クラスにおいて,そのような事を実践中です.僕の英語はその専攻から物理や化学,数学に特化しています.一見,通常の会話とは程遠いのですが,それでも知りうる限りの事を用いて,場を時に明るく,時にしんみりと,時に笑いに包まれて,そういう英語の楽しみを作りだしたいなって思って会話に参加させてもらっています.
僕は英語を勉強しました.すると,何のためにしたのだろう?という単純な疑問が残りました.新たな知識を得るため.もちろんです.新たな経験をするため.もちろんです.コミュニケーション手段として,より多くの人を笑顔にするため.悪くないじゃないですか.英語を夢に持つ人の力になるため.せっかく長い時間と体力を費やして得たこの英語.それを人のために使えるのなら,それこそ本当に有り難い事ではないでしょうか.



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Petrolheadなアナタのためのイギリス英語

  • 2010/01/20(水) 21:14:16

はい,タイトルからして身も蓋もありません(笑)もうTop Gearしかないでしょう!
http://www.youtube.com/user/topgear
イギリスBBC制作のとてもとてもジェントルマンシップあふれる番組です.NHKはうーん,て感じだけどBBCになら受信料を払ってもいい理由がそこにはあるのです!
なんでまたそんなのを突然に持ち出したかといいますと,決して好きな子がイギリス好きなのでこれでポイントを稼ごうとか,なんかちょっとジェントルマンシップを見せてポイントを稼ごうとか,なんかイギリスの雰囲気をかもしだしてポイントを稼ごうとかそういう理由だったりするわけじゃなかったりもしないでもない気がするかと言われるとそうでもないとは言い切れない事も無いんですが,要は,しばしば聞かれる,アルバートの英語はちょっとブリティッシュだね,という事への回答の一つとして,であります.
アメリカに留学をしておきながら,なぜにそんな事になってしまったのか.それはズバリ,授業も宿題もほったらかしてこんなYou Tubeにハマっていたからに他なりません!
どうでもいい前口上はこれぐらいにして,早速オススメのエピソードをいくつかご紹介.一応ことわっておきますが,これはBBCによる公式サイトですので,堂々と観ても大丈夫です.さすがはBBC太っ腹!
まずは避けて通れないのがコレ.イギリスの自動はなぜ尽く滅び去ったのか.今夜,あなたはその真実の目撃者となる!


高級といえばコレ.一生に一度は乗ってみたい.でもコレを見ると怖くて乗れない(笑)



一生に一度は乗ってみたいと言えばこれも同じく!フェラーリ・デイトナ!



あのアメリカTop Gearの手にかかればこんなものに.




とまぁ,こんな感じなのです.本当に身も蓋も無いことを言えば,全部紹介したいので全部見てください(笑)そして耳にした,目にしたありとあらゆる表現を,気になった表現を盗んでください.そうして自分のものにしてしまうんです.後はそれをカッコよく使う練習をするんです.
僕にとって,ソレはでした.それだけの事なんです.もし靴が好きなら靴でも,ファッションが好きならファッションでも,あらゆる文化が好きならそれでも,もちろん言葉の響き自体が好きならそれでも,いろんな方法で学べるんです.イギリスを.他の様々な国を.どうせ何かを学ぶなら,楽しみながらの方がやっぱりいいですしね.



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英語の敬語

  • 2010/01/20(水) 18:45:43

さて新たなカテゴリを立ち上げたからには,長いこと放ったらかしになっていたその他のカテゴリへのてこ入れも忘れてはいけません.というわけで今回は英語敬語について少し.
日本語はしばしば,その敬語の種類の多さや用法の多様性について言われますが,実のところ英語も負けず劣らずに敬語表現に富んでいるのです.いや正確には,英語はより,話し相手との立場の度合いを見極めて,自ら使う言語の程度を変える言語だと言えるでしょう.
そもそも,英語がそのような言語になった背景を考えるのは簡単な事なのです.その主な発展に貢献したイギリスは階級制度の厳しい国だったわけですから,その制度に合わせて言語もまた形を成すわけです.
さすがに英語がこれほど広まった今となっては,イギリス階級制度の色は随分と褪せましたが,人との距離をどう表すかという側面においては,日本語の敬語の用法にも引けをとらないでしょう.
例えば,相手を呼ぶ表現.日本語で言えば,君,貴方,貴殿,自分といったものに相当する部分ですが,英語では相手との親密度に応じて今考えつくだけでも,you, mate luv, dear, sweetie, honey, bossと使い分けます.
またこれは僕の個人的なこだわりでもあるのですが,どうせ日本人として英語を使うのであれば,その母国語の豊富な敬語を活かして礼儀正しい英語を,とも思うのです.せっかく態度おもてなしの心が現れていても,言葉遣いがなぁなぁでは少し物足りないですから.
というわけで今回は極々基的な英語の敬語表現を.恐らく,日本の英語教育のテキストを見るに,まず大多数の日本人は英語で人に何か頼みごとをする時には,pleaseと発した後に適当に頼みたいことの動詞を付けるでしょう.例えばplease opne that window?など.これでも意味は通じますし,間違いでは無いのですが,日本語に訳すなら,ちょっとそこの窓開けてくんない?程度のものです.ではこれを敬語的表現を使って直してみましょう.
英語ではしばしば,相手を煩わせるような頼みごとをする時に,would you mindという表現を使います.例えば電車でとなりの席に座りたいけれども,どうしようかな,聞いてみようかな,という時には,would you mind if I sat here?と使います.文法の話をすれば仮定法になりますので,sitではなく過去形のsatを使うのはそういう理由からです.
じゃぁこれを使って,そこの窓を開けていただけませんか?と表現するにはどうすればいいのか?would you mind if I asked you to open that window?とすれば良いだけなのです.確かにpleaseとthank youは肝心要のところで言い忘れるとwhat is the magic word?と言い返されるぐらい便利な言葉なのですが,少し,witの利いた,知性を感じさせる表現を一つ身につけるだけで,同じことを頼むにしても随分と違う感じを与えると思いませんか?
似たようなものでは,would it be too much trouble to you if I did...というようなものもあります.これらの表現は,決して難しいものではない,というところがカギなんです.こんな短いフレーズなんて,一度覚えてしまえばそれまでですから.ただその短いフレーズで,短いpleaseを置き換えることで,長い人生において何度得をするかは,使ってみるまでわかりません.
僕のケースで話しますと,こういう丁寧な表現を使うことで,どうしてもネイティブより劣ってしまう英語力を,そのように見せない効果があります.日本を訪れる外国人が,たとえ片言でも敬語を使っていると知性を感じさせるのと同じ理屈です.
少し大げさかもしれませんが,こんな頼みごと一つで敬意を表すことを学ぶことに時間をさいたかどうか,というのが一瞬で相手に伝わります.その一瞬を大事にするのであれば,そういった表現に特化した一冊の本をぱらぱらとめくってみて,少しの間勉強するぐらい安いものでしょう.もしかしたら,そこから留学の,あなたのの新たな可能性が開けるのかもしれないのだから.



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Rashomon

  • 2008/09/02(火) 08:36:35

先日のエントリーに書いたように,英語には様々な他の言語から輸入された言葉がある.もちろん,日本語から入ってきた言葉も沢山ある.
有名どころはTsunamiだろう.英語には本来,日本語で言う津波に相当する現象を指す単語が無かった.事実,この現象を一般的な英語ではTidal waveと呼ぶ.しかしこれは文字通りTide,つまり朝夕による波を意味する言葉であるので,全く持ってナンセンスである.学術的にはSeismic sea waveと呼ばれる事もあるようだけれども,一般にこの単語を使ってもまず正確な意味は通じない.そもそも地震性のという意味であるSeismicという英単語が通じない.これは元がSeismosというGreekであり,一般に英語ではより直感的なEarthquakeという表現が用いられているためだ.そこで近代になって英語でもTsunamiを用いるようになり,学術的にも正式な単語として用いるようになった.その後,皮肉にも大地震が起きる度にこの単語は世界に広まっていく事となる.
SamuraiやKatanaといった言葉はそれらの指すモノ自体が元来英語文化に存在しないために,日本で発達した文化が輸入されると同時にそれを指す言葉も英語に輸入されるのはわかりやすい.しかし津波のように,物理現象として条件が揃えば文化圏に依存せずどこでも観測出来る現象を指す言葉がこのように輸入されたのは面白い.
もう一つ,日本語から英語に入ってきた単語で特異なものがある.それがRashomon,即ち羅生門だ.英語のRashomomには日本語のそれとは全く違う意味がある.平たく説明すると,ある一つの事象に対して複数の目撃者が居た場合に,その事象に対してそれぞれの解釈が異なる現象の事を言う.このような意味から英語のRashomonRashomon effectとされる事も多いようだ.
黒沢明の映画「羅生門」をご覧になった事のある方はもう気がつかれたかもしれない.そう,このRashomonの意味は何とこの映画の内容から来ているのである.この事が更に日本語の羅生門という言葉の持つ意味と,英語のRashomonの意味するところの差を決定づけている.
日本でも羅生門と言えば,黒沢明の映画を思い浮かべる人も多いと思うけれども,以上のように日本語の羅生門と,英語のRashomonは近いようで全く違う意味を持つ.実に面白い関係である.
蛇足だけれども,逆に日本語に入ってきた英語でオリジナルと同じ意味を成さないものも数えきれない程ある.最も,英語もlb(Libra,リーブラの略.重量の単位)をPound(ポンド,同じく重量を表す単位)と読み,それではとLibraと素直に言えば今度は天秤座を意味するような困った言語なのだけれど.



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GHYTI

  • 2008/08/26(火) 17:06:18

本日の授業で,EnglishはInclusiveなLanguageだという話があったので少し.
どういう意味かというと,英語は他の言語を取り込む事に対して非常に柔軟である,という事です.いろんな単語を逐一辞書で引き,語源を調べていると,ラテン語やフランス語,スペイン語にイタリア語からドイツ語,しまいには日本語まで実に多彩です.例えば日本でもよく使うレジュメ,またはレジメはResumeと書き,フランス語です.クーデターという言葉も一般的ですが,実はこれCoup d'etatというとんでもない綴りをします.これもフランス語です.
こういった例を挙げるとキリが無いのですが,もう少し面白い例を挙げますと,例えばカリフォルニアの地名が考えられます.カリフォルニアというのは元々メキシコ領であり,今でも多くの地名はスペイン語のままです.しかし実際のところ,今となっては本来スペイン語であるはずの地名やストリート名がそのまま英語になっている.しまいにはSpanglishどころではなく,スペイン語の響きだけ取って,英語ともスペイン語ともつかないようなものまであります.
しかし英語のこの柔軟性と引き換えに,問題になる部分があります.それは綴りです.得に外来語の綴りは輪をかけてサウンドの持つイメージとはかけ離れていたりします.例えば元がフランス語であるbrochureという単語,無理矢理カタカナ表記にするとブローシュアーであり,決してブローチュアーではありません.でももしこれが英語であれば本来後者の発音になるでしょう.同じchのくせにAnchorではアンカーと読み,Chapterではチャプターと読み,Chorusではコーラスになります.まったく,英語の綴りというのは,その意味する音と比較した時には実にいい加減なものです.もちろん,歴史的背景を理解していればまた別の価値がある事は確かなのですが.
さて,締めくくりとしてここで問題です.当エントリのタイトルに書きましたGHYTIという単語.英語では何と発音するのでしょう?ヒントは,Gh-y-tiと分けて考える事です.
ではまず最初のGhから.これはToughのghと同じ発音をして下さい.次にyですが,これはAbyssのyです.最後のtiはNationのti.日本語で表すと,タフのフ,アビスのビの後ろ半分のィ,最後のネイションだけはやや英語的発音で,ネイシュンのシュになります.これを全部まとめるとあら不思議,GHYTIという単語は魚のFishと同じ発音をするんですね.
まったく,困った言語です.



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Hamlet

  • 2008/08/24(日) 14:05:47

今取っているEnglishのクラスでテキストとして用いているRomeo and Julietを読むのに,何か参考になりそうなものは無いかとamazon.comをふらふらしていたら,Kenneth BranaghのHamletがDVD化されているのを発見.
ずーっと昔にビデオで見て,かなり感銘を受けた作品なのだけれども,一度ビデオがリリースされただけで延々とDVD化される気配が無くて半ば諦めかけていた作品なので,嬉しさのあまりそのまま近所のBest Buyへ走り購入.
帰宅して早速視聴に入るも,何か引っかかる.そう,英語が難しい!こちらで映画を観る時には当然日本字幕なんて無いし,何を喋っているのかが理解出来なければ,楽しさ半減だ.幸いにして普通に最近の映画を見ている分には,今まで何の問題も感じなかったし,Hamletについては日本語で書籍もいくつか読んでいて,ストーリーについてもある程度知っているから,ここまでの難しさを感じるとは,さすがに予想していなかった.どうも英語のレベルが違ったようだ.
TheeとかThou,Thyといった程度の簡単に解釈出来るものはいいものの,如何せんセリフの長さが半端無く,例え現代英語だったとしても,真面目に聴いていたらかなり体力を使う.他にも動詞にdidstなんてのが出てきたり,調べてみたら主語がthouの時に用いられる二人称単数過去形ってなんじゃそりゃー!といった感じで.
なんだかんだ言って楽しいです.



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